AT&Tの再編とその後 2
当時、インターネットFAXなどを扱う情報通信産業は、新たな技術革新で大きく発展しようとしていました。
マイクロコンピュータの発明で、人々は個人レベルで情報処理能力を持ち始めました。
そして個人と企業、大学などの組織のコンピュータが通信でつながり始めました。
付加価値通信網(VAN)などが登場したのもこのころです。
巨人IBMも汎用大型機からパソコンへと舵を切り始めていました。
しかし、通信業界の巨人AT&Tは今後発展が見込める、これらの分野へ進出することができなかったのです。
過去の独禁法訴訟で司法当局と交した取り引きが足かせとなっていました。
AT&Tは公衆電気通信以外には、進出しないと約束させられていたためです。
・・・つまり、電話サービス以外には進出できなかったのです。