ネコが病気になったら ~慢性腎炎
慢性腎炎は急性腎炎の原因と同じですが、病気の起こりかたが軽く緩徐なために飼い主が気づかないうちに病気が進んでいるのが普通です。
したがって、若い猫に起こることは、ごくまれで、中年から老年の猫に多く起こる病気です。
歯肉の化膿や頬の粘膜の潰瘍や口内炎、また、舌炎などが長引いていることが慢性腎炎の原因になるようです。
また、細菌性の心内膜炎が原因になることもあります。
食事の食べ具合が悪くなり、少しずつやせてきて、毛つやがなくなり、水を異常に飲みたがり、尿の量が増加します。
原発症が口内炎など口腔内の細菌感染であれば、口臭がひどく、よだれを流します。
目が凹み、目や口の周囲が汚れがちになります。
病勢がさらに進むと、猫は全く動かなくなって、時に痙攣を起こしたり、四肢を突っ張って硬直することもあります。
長い期間かかって起きた病気ですから、原因の追求がかなりむずかしいことが多いようです。
歯肉炎、歯槽膿漏、口粘膜の潰瘍などが誘因になっている場合は、まず、口腔内の清潔から始めるべきでしょう。